お肉

隠れた名畜産物・ブランド肉。 「お肉」

全国でも生産量が上位の養豚、酪農、輸出により海外でも評価の高い牛肉など、畜産が盛ん。群馬県は、東京から100km圏内にある立地条件と県内を縦横に走る高速道路網を活用し、畜産物を首都圏だけでなく、全国へ届けている。

■上州銘柄豚

群馬県の畜産の中で最も盛んな養豚。古くから麦作りが盛んな群馬県では、庭先飼育の頃より麦類を含んだ餌を食べた豚は抜群に美味しいといわれ、「群馬に寄ったら、トンカツを食すべし」と紀行文にあるほど。上州銘柄豚のほとんどは、JAグループの契約農場が高品質豚生産のための飼育管理マニュアル・衛生マニュアルを厳守し、指定配合飼料等により生産され、安心して食べられる豚肉の総称。きめ細かく、なめらかで自然なしまりのある肉質は、さっぱりした中にも豚肉のうまみが凝縮され絶妙な味わいとして高評価を得ている。
~赤城高原豚/赤城ポーク/えばらハーブ豚 未来/奥利根もち豚/加藤の芋豚/クィーンポーク/黒豚とんくろー/下仁田ポーク/上州麦豚/はつらつ豚/榛名ポーク/福豚/愛豚/麦仕立て 上州もち豚/やまと豚/和豚もちぶた~

■上州牛

きめ細かい肉質とうまみが特徴の上州和牛。群馬県の豊かな水と大地に育てられた上州和牛は、古くから風味豊かな牛肉として知られてきた。地場産の良質で柔らかい麦を飼料に与え、きれいな水と空気、清潔な牛舎で安心安全に、大切に育てられている上州和牛。霜のきめ細かさ、味抜けのないしっかりとした味、刺しが多くても脂がしつこくないというのも特徴。平成2年からは対米輸出も行っている。
群馬県内には、飼養方法やエサなどに工夫をこらし、品質の高い銘柄牛がある。
~赤城牛・赤城和牛/五穀牛/上州牛・上州和牛・上州新田牛/増田和牛~

■上州地鶏

大消費地の東京が近いことから盛んに行われている群馬県の養鶏業。ブロイラー(肉用若鶏)、レイヤー(卵用鶏)を中心に、生産者のこだわりがつまった地鶏、銘柄鶏や特殊卵の生産も行われている。
県が作出した肉用銘柄鶏“上州地鶏”は群馬県畜産試験場で、味のよい国産鶏を主体に、平成元年に作出・改良。平成18年に本県特産の梅の副産物である梅酢を飼料に加えることにより、肉質の向上が認められ、同年『上州地鶏』と命名。肉色は優しい紅色で、弾力に富んだ食感がある。

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